プロジェクト

子どもたちのクリエイティビティを育み、文化・芸術の振興を目的として1992年に設立された「みどり教育財団東京オフィス」は、「特定非営利活動法人ミュージック・シェアリング」として2002年に組織を一新し、高齢者も対象にした「訪問プログラム」、特別支援学校の「楽器指導支援プログラム」、みどりが若手演奏家とともにアジアの国々と日本で活動する「ICEP（インターナショナル・コミュニティー・エンゲージメント・プログラム）」に加え、設立30周年を記念し、新たに山間地や離島などに暮らす子どもたちや地域に根付いた医療施設を定期的に訪問し、音楽の喜びをシェアする「Play & Joy ! (プレー・アンド・ジョイ）」をスタート。音楽家の社会貢献を推奨するなど、常に時代に先だった活動を展開している。

http://www.musicsharing.jp/

PiP（ピップ）は、全米の経済的に余裕のない小規模なコミュニティーを対象に、クラシック音楽への関心を喚起する目的で2003年にアメリカで設立された非営利団体。みどりをはじめとする著名なアーティストやヤング・アーティスト・プログラムのリサイタルなどを実施し、聴衆や支援者の拡大に貢献している。

http://www.pipmusic.org/ （英語サイト）

ORP（オープ）は次世代に有意義なクラシック音楽体験を提供するプロジェクト。みどりは、アメリカ国内のユース・オーケストラがコミュニティーで存在感を発揮し、地域の団体や客演アーティスト、運営スタッフらとの関係向上を目指す様々なプログラム（マスタークラス、ワークショップ、Q&Aセッション、保護者やスタッフとの意見交換など）に参加する他、地元の実力者を訪問し、芸術への積極的支援の呼びかけを行っている。

https://midoriorp.com/   （英語サイト）

2007年に国連ピース・メッセンジャーに任命されたみどりは、貧困、不平等、気候変動、環境保護、平和と正義などに関連する国連が掲げる17の課題から成る「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」を2030年までに達成できるように取り組んでいる。

https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/